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2007年3月 8日 (木)

3月6日 青山・国連大学での会議

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早稲田大学政治経済学部経済学科
2

落志 朋代

青空色の旗が気持ちよさそうに風にはためいていた。

目の前には国連大学のビルがそびえ立つ。

今からここで会議だ・・・と思うと何だか自分など場違いな気がして足がすくんだ。

本日は、青山にある国連大学にて、UNHCRの上月さん、モントリオール会の奥本さん、宮嶋さん、そして早稲田大学の学生3人が参加し、ネパールにあるUNHCR事務所の方々と電話を通しての打ち合わせだった。

地図を開いて頂けると分かるように日本とネパールの間には東シナ海と中国を挟みおよそ5000Km程もの距離がある。今回の話を頂いた時、こんな遠い国同士で本当に会議など成り立つのか、と思わず疑ってしまった。また、私たち学生が何より一番恐れていたのは言葉の問題であった。ここ数日、英語でどうやって表現すれば現地スタッフの方々に必要な事が伝わるのかと頭を悩ませていたのだ。自分たちの英語力の無さに幻滅しながら。

私たちの心配をよそに電話が現地に繋がる。

Hello.

上月さんと現地のUNHCRの方々の会話を聞き、やはり英語は公用語なのだなぁ、と当たり前のことを改めて確認してしまった。そして、いかに普段自分が狭い世界で生きているのかを思い知らされた。

結局は現地のUNCHR事務所長の根本さんが私たちの話した日本語を英語に翻訳してくださることになり3人ともホッと胸を撫で下ろしたのであるが・・・

本日主に話し合った事は、

・バレーボール教室・大会のタイムスケジュール

・現地での滞在について

・その他、不明点・意見を双方から出し合う

等である。

現地のUNHCR職員の方々からの指摘の中で印象深かったものを挙げると、

・(難民の)女性はスポーツ等新しいことをする時に男性と一緒にやる事を恥ずかしいと思うだろう。(自分のそういう姿を見られるのが恥ずかしい)
・難民の方々は明確な時間の観念が無く、一つの事をずっとやる、という習慣が無いため、 タイトなスケジュールを立てていても上手くいかない。

・難民の方だけに支援物資を渡すのではなく周辺住民にも物資を。

難民キャンプの周辺住民への配慮を怠るといさかいが起こり治安が悪くなる原因に。

⇒民族の違いによる習慣・価値観・考え方の違いを理解することが重要である!

また、

・現地のユースフレンドリーセンターの若者(私達と同年代くらい)とは英語でコミュニケーションがとれ、リーダーシップもある。

・積極的に交流をし、現地の人の暮らしぶりを知ろうとしてみては。

⇒与える、教える、だけではなくこちらも「知ろうとする」「一緒に楽しもうとする」姿勢が必要である!

これは早稲田大学のボランティアセンターに届けられた寄付物の数を見ても思うことなのだが、このプロジェクトは本当に色々な方々が関って一緒に作り上げているのだ、大きな力と関心がダマクの難民キャンプに向けられようとしているのだ、と感じるとともに、

今まで机上で「ああでもない、こうでもない」と話し合ってきたものがここにきてようやく自分の中で現実味を帯びてきたように思えた。

「私は本当にネパールに行くんだ」という実感が遅ればせながら湧いてきた。

本日の会議を終えて、5000Kmという距離がほんの少し縮んだ様な気がした。

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